Chizu's columnともだちチヅのイギリス便りです

日本を出て、つまり海外生活を始めて約20年になります。
そのうち14年ほどイギリス、ロンドンに住んでいます。
イギリス人のユーモア、日常生活の機能的なことまた、
その反対のところ、びっくりしたところなどを折に触れ
て紹介していきたいと思います。
                    川村千鶴子

2008年3月2日(日)
ピンク、ピンク!!


冷たい風が吹く中、咲き始めのクロッカスや水仙を見て“春”の気分を味わっているところです。

今年の風邪はなかなか治らない!薬を飲もうがビタミンCを取ろうが何をしても一向に良くならなず、会社の同僚と
「こうなったらショック療法(?)しかないかしらね?」といささかヤケになっています。

お店のウインドウには春色、ピンク、黄色、うすい青、、とパステルカラーの洋服が飾られています。
ご存知かも知れませんがイギリスの年配の女性はカラフルな色の洋服がお好みらしく、若者と同じような色を堂々と着こなしているのを見ると微笑ましく、頼もしくなります。男性もピンクのシャツなど素敵なのです。

我がオフイスが入っているビルは車で通勤する人が多いので、駐車場はいつも満杯なのですが、そこに最近ベービーピンクの日産マイクラ(日本ではマーチですね、イギリスではマイクラで売られています。)がいつも同じ場所(歩道際)に止められています。

一般的にイギリス人の感覚では車は走ればいいのであって、ベンツにしろポルシェにしろ泥と埃にまみれた汚い車が走っているのが普通です。その中にいきなりピカピカの新車、それもピンクの車!!

このビルの受け付けに聞いてみたところ「みんなに聞かれるんだけどね〜わからないんだよ??」とのこと。
歩道を歩いている人も珍しげにみています。一体誰が乗っているのかしら?間違っても、スキンヘッドの筋肉マンということがないように!可愛らしい女性であることを願っているのですが、、。

このところ暫らく雨が降らず、洗車用の機械が壊れていることも多いこの国でピンクの車はひときわ“春”を感じさせてくれるのです。よーし今週末、あの車に負けないようなピンク色の洋服でも買いに行こうかしら〜♪

千鶴子

2008年2月4日(月)
面倒な名前


日本では苗字で人を呼ぶことが多いのに対し、ヨーロッパの文化では名前で呼ぶのが一般的です。

ニュースなどでも政治家同士なら首相をゴードン(ゴードンブラウン)と呼ぶし、会社の上司のことも部下は名前で呼んでいます。よっぽどのことがない限り、親しみをこめて名前を呼び合うのが常とされています。

そこで面倒なのが、学校やオフイスで同じ名前の人が沢山いて、その人を的確に捕まえるのに少々説明が必要だという事。

男性だとジョン、アンドリュー、デイビッドはだいたい何処にでもいて、我が小さなオフイスでもジョンが何人かいます。
私達は分かりやすくするため、姓名を一緒にして呼びます。例えばジョン・スミスとかジョン・ホワイトとか、でも時間に余裕があるときはいいのですが、忙しくなるとどれがどれだか分からなくなるので、だいたい省略して、ジョンS(スミス), ジョンW(ホワイト)となります。

私の友人達の中では、周りにアンドリューが多くて、オフイス以外だと苗字が分からないこともあり、話の途中で「それどっちのアンドリューのことを言っているの?」相手「これはうちの(夫)アンドリューよ」てな具合になります。

いろいろな人種がいるイギリスでは、名前の発音も難しく、スコットランドのサッカーチームで頑張っている“中村俊輔”さんもこちらでは、シュンスケ・ナカミュラと呼ばれています。ナカムラとは呼びにくいようです。

ある時友人がが知り合いの中国人をいつもMr Marと呼ぶので、こう聞いてみました。
「特別な人でもないのに何故ミスター(姓)で呼ぶわけ?」友人「名前の最初の字がX(エックス)で誰も読めないし、発音もできないからさ」という答えが返ってきました。

今日もオフイスで誰かが書類を持って叫んでいます。「ジョンこれどう意味?」他のスタッフ「どっちのジョンだい?」相手の書類を見て「なんだこれは今ドバイ(中東)にいるジョン宛じゃないか〜」と少々疲れ気味です。

皆ミドルネームを持っているのですが、私が見る限り呼ぶのにはあまり適さないようです。但し、銀行などではミドルネームがないとお金がほかの人に行ってしまう!!という可能性が出てくるのです、もうホント面倒!

千鶴子



photo by Kumiko
2007年12月18日(火)
朝にチョコレート、昼にチョコレート


 日本にはお菓子の類は沢山ありますが、イギリスは限られています。
 ビスケット、チョコレート、ケーキ、クリスプス(ポテトチップス)・・くらいかしら。

 何か贈り物をする時、喜ばれるのは断然!チョコレート。という訳で年末には会社へそして知り合いにも「今年はお世話になりました」のお歳暮は圧倒的にチョコレートとなります。

 我がオフイスにも既にチョコレートが山のように。。。クライアントからも、普段仕事を一緒に行っている関連会社からも、家に帰ればお隣から頂いたクリスマスプレゼントのチョコレートが待っているし。。。。

午後に少しお腹が空いたといえばチョコレートに手が伸び、夕方にもついついもう一つ。カロリーが高いのは重々承知の上。でもこう頻度が増えると、もう〜少々中毒気味。最近、オフイスのスタッフ全員が少し太り気味になっているような気がするので自分もあまり目立たないような。。。。

  クリスマスまで後もう少し、街中はクリスマスプレゼント用のショッピングで人、人、人。

 今年のロンドンのクリスマスのデコレーションはブルー、シルバー、ホワイト、透明、イルミネーションに始まって、クリスマスツリーの飾りもこの色が多いこと。実に今年は、政治・経済も明るくなく、そのうえイギリスのスポーツ界は惨敗!ラグビー、F1,フットボール(サッカー)、ボクシングまで。。。心なしか今ひとつ元気がなく国民揃って「チョコレートのヤケ食い!?」という気がしないでもないけど。。。。来年はお正月早々ダイエットに励み、良い年となるよう頑張ろうと思います!!

            
               みな様もどうぞ良いお年をお迎えください。Thanks & Merry Christmas ★

                                                      千鶴子
 

 

2007年11月1日(日)
冬時間の始まり


ヨーロッパは、10月28日、夏時間(サマータイム)から冬時間に移行しました。

時計が1時間遅くなり、ゆっくり起きれることはいいのですが、ここで問題。

残念ながら体内時計はそう簡単には変らないのです。

 今朝も「あっ!6時だ起きなくちゃ」と慌てて起きると、まだ5時。お昼は今まで通り「お腹が空いた〜さて、ランチの時間」と思いきや、まだ11時。夜はしっかり今まで通りの11時(現在10時)に眠くなりるし、あ〜あこの時差ボケはいつまで続くのかしら?

 冬時間に変更された28日の日曜日、国民は慣れているとは言え、いささか混乱気味。
日曜のスーパーへの買い物も、いつもの時間なのにやけに空いていたり、おまけにテレビのプレゼンターは

          「皆さんおはようございます、今日から時計が1時間戻りましたので、
               時計のリセットをお忘れなく、只今9時です。ワハハハ〜」

でも実は10時(昨日までは11時)、、ジョークを飛ばしているのでしょうが、日曜日に寝ぼけている視聴者(わたくし)としては、一体何時なのか分からなくなる始末。

 置時計、腕時計、携帯電話の時刻、古いコンピューターの時刻、DVDの時刻のリセット、車の内蔵されている時刻、因みに我が車の時刻は数年前から調節されておらず、誰にも見向きもされていないのですが。。。

 イギリスは街路樹の枯葉が落ちて、地面はまさに落ち葉のカーペット。人々は冬のスポーツ、サッカー、ラグビー、クリケットとスタジアムで観戦、テレビ、ラジオで観戦、、、そしてそれぞれクリスマスを待ちます。

 とあるラジオ局、毎週土曜午後「ロックンロールフットボール(サッカー)?」という番組をやっていて、フットボーラーがシュート、得点を入れると、音楽がかかっているにも拘わらず、いきなり実況中継から「ゴール!何対何」という叫び声で音楽が潰され、そしてまた音楽に戻るというのがあります。

番組中、沢山シュートを決めて得点が入ると、その分だけ音楽は聞こえなくなり、いきなりフットボールの番組と化してしまいます。

へんなの?千鶴子

2007年9月26日(水)
気がつくと、‘天高く馬肥ゆる秋’‘キツネいななく秋“ ロンドン


空が何処までも青く、高く、、今年のイギリスは夏がきちんと来なかったのに、秋だけは時間通りにやって来ました。
コスモスは満開、きちんと帽子を被っているどんぐり(橡の実)。こう見るとやっぱり秋ですね〜

さて今回はイギリスの運転について:

イギリスは日本と同じく人は右、車は左です。16歳から免許が取れ、日本のように自動車学校のようなものがなく、個人教についてレッスン、そして国の機関での実地試験。ペーパー試験(コンピューター)を経て晴れて免許証取得となります。
イギリスに住んでいる日本人は、日本の免許証からイギリスの免許証に換える手続きをするだけで大丈夫。
後はハイウェイコードという運転の規則が書かれている本を理解すればOKということになります。

今はユーロトンネルというものが出来て、ヨーロッパ大陸へも簡単に行くことが出来るようになりました。大陸を出たらいきなり車線が変わり慣れるまでに恐怖の運転、ということになります。

EUの規則で車の後ろには必ず、住んでる国のステッカーを付けなくてはいけません。
イギリスですとGB(Great Britain)となり、これでEU圏内では後続車も少しは肝要になってくれそうです。

イギリス国内は移民が多く、偽の免許証や、免許を取らないで運転している人が多数いて、またパブに駐車場があったりということは、、お酒が少し入っている人が運転している場合もあり。。。。
時々センターラインの真ん中を走っているのもいるし、よろけて走っているのもあります。車を運転する人は、自分でpetrol(ペトロ、日本語でいうガソリン)を入れ、タイヤの空気圧を定期的に測ります。また車に関しては、ヨーロッパの人はだいたい背が高いので、車も大きめ、じゃないと頭が車の天井につかえるんですって!

「ポルシェもいいけど頭がつかえてね(だから泣く泣く安いこの車にしたのさ〜という冗談)」を言う人もいます(笑)

私も週末にはハンドルを握り音楽を聴きながら優雅にドライブ、、と言いたいところですが、食料の買出しへ東に走り、ゴミ出し(リサイクル出来る物は所定のところまで持っていかねばならず)に西へと走る。娘から電話がかかると迎えに行かなくてはならない(これをこちらではMummy’s taxi=お母さんタクシーと言います)。

70歳くらいになると免許の再審査なるものがあるらしいのですが、それでも時々信号で待っていると“エンストしたのかしらん?”と思うほど青になっても動かず、後から見ているとどうも「あら〜青になっちゃたけど、さて何処に行こうかしら??」そんなお婆ちゃん、ドライバーを見かけたりします。

疑問:日本人は何故信号のみどりを青というのでしょうか?こちらではあくまでもグリーンになったから横断歩道を渡ろうと言うのですけどね。

千鶴子
 

2007年7月11日(木)
ご近所情報



今の時期、イギリスは日の出が4時半頃、日没が9時半頃、したがって夕方は長くて、いつまで経っても夕方です。
仕事から帰って、それからの外出も楽になりました。散歩をしたり友人と落ちあってパブでグラスを傾けたり。。。

 私が住んでいるのはロンドン西部、我がフラット(日本で言うマンション形式)から10分ほど歩くと、少し賑やかな通りに入ります。 最近、この商店街の商店がある日突然にカフェやレストランなどに変って、どんどん変化しているのですが、よく通りを観察して見るとこんなにありました。

 ベイルート・カフェ  (レバノン人経営と見られるカフェ、中東情勢が不安定な現時点では入るのを躊躇しています)
 アイリッシュ・パブ   (読んで字のごとく、アイルランドのビールなどが飲めるパブ)
 インディアン・レストラン (もちろん!インド料理)
 イタリアン・レストラン  (こちらも負けてはならじと「誰に?」英語が怪しいイタリア人スタッフ)
 ギリシャ・レストラン   (このレストラン、夜のディナーだけオープン!?なんだか怪しいとの巷の噂)
 ニュージーランド人シェフのパブ (スタッフが明るく元気よく、なかなか美味しいのですが、ちょいと値段が高め。。。
さらにもう一カ国というか一件
 ポーランド人の八百屋 さん  (ポーランド移民の方の経営、めずらしい野菜も見かけるしスーパーより若干安め、
                    でも〜スタッフはかなり無愛想)

もちろん、イギリス人経営のお店も多いのですが、もう〜多国籍!中でも面白いのはスタッフの国民性。
私も含めて英語に苦労しながらイギリスで生活をする人々、夢と希望を持って、またハングリーに前進する人々。

ロンドンはどこも移民でひしめいています。移民の人達はまず、生活を安定するために手っ取り早くお店や飲食業から始めるようです。

 先日、友人とイタリアンカフェで待ち合わせした時のこと、少し早めに来て席についていた彼女、ウエイターに
 「もう一人きますから=one more coming!」と言ったところ、その数分後美味しそうな飲み物がでてきました。
 そのウエイターは、私の友人の日本語訛りの英語を何と解釈したのか??
 テーブルの上には違う種類の飲み物が二つ並んで。。
 私がテーブルについて「待たせたわね、あら何これ?美味しそうなもの飲んでいるじゃない」
 友人「これ頼まないのにきちゃったの、ナンだかわからないのよ、聞いてもイタリア訛りが強くてわからないのよ」
 ???そんな毎日、なんともエキサイティング(?)なロンドン〜♪  

 千鶴子

 

2007年6月2日(土)
禁煙のお達し!


イギリスは7月1日より公共の場所、オフイス(仕事場)などが全面禁煙となります。
違反した場合は法的に罰せられることになります!

今迄オフイスビルは屋外(多くは目立たない裏側)に喫煙するところが設けられていましたが、今度はそれをも撤去。

ロンドンでは最近部屋を借りる時も賃貸契約書に“禁煙“とするという項が設けられ、借りるほうも「うかうか」出来なくなりました。

お店ではまだ堂々とタバコを売っていますが、喫煙者の方々これから一体何処で吸うのでしょう?
とタバコを吸わない私は不思議に思ってしまいます。

その昔、私が勤めている会社の上司がヘビースモーカーでした。オフイスは5階にありオンボロなビルディングの為、しょっちゅうエレベーターが故障して、彼は5階から喫煙所のある1階まで歩いて行かなくてはなりませんでした。

上がり降りが相当大変だったのでしょう〜ついに彼は隠れてトイレで一服!!「不良学生じゃないんだから〜もう!」と知らぬふりをしていたのは本人ばかりでスタッフは全員気付いていたのです。今でも笑い種なのですから。

7月1日に備えて、各省から多方面にわたって今、禁煙のお手紙が届いています。

そんな中、会社に出入りしている文房具屋さんだけが嬉しそうな顔で、「オタクは禁煙スティッカー要りませんかね?安くしておきますよ〜」ですって。

千鶴子

2007年4月27日(金)
ロンドンの交通事情


交通網は東京ほど複雑ではないのですが、ロンドンの交通事情は問題が山積!

 ロンドンの中心部にある道路には“混雑税”(ウイークディの昼間対象で夜間とウィークエンドは無料です)なるものが課せられて、昼間その区域を車で通る時は事前に税金(1回2千円弱)を支払わなければなりません。
でも時によって混雑税の区間のサインが見えにくく、「あっつ!」と思っているうちに区間に進入、そして、その2〜3日後にはなんと!50ポンド(1万1千5百円ほど)の違反請求書が。。。。

ロンドン市の意図としては、排気ガスの規制と交通渋滞の緩和らしいのですが、結果としては、ま〜少しは効果が出ているかな?という程度のようです。

車を使うな!公共の交通機関を使用せよ!と言われても、バスは待てど暮らせどやってこないか、やっと来たと思うと何故だか団子状態〜のどちらかなのですから。。。

       時々バス停で大声で叫んでいる人がいます。
Come on bus!!(早く来いよ!!バス)

では、頼りになるのは地下鉄か?と言うとそう上手くいかないのです。ロンドンの地下鉄はとても古いのでしょっちゅう故障するのです。そのうえ突然のアナウンスで「スタッフ不足の為この電車はキャンセルします」だと!!さらに始発の地下鉄駅では運転手が出発時間だというにミルクの沢山入ったティーを(何故かこぼさず)持ってホームをまっしぐら走っているのを時々見かけたりして、そして数分の遅れ。。。。

ロンドンを移動する時はいつもハラハラドキドキ、すんなり行くと思わず「ありがとう!」と感極まることも。

なんとエキサイティングなロンドン交通事情でしょう! 

千鶴子

 


photo by Kumiko
2007年3月07日(水)
いろいろな春


 私が住んでいるのはロンドンの西にあって中心部から地下鉄で20分、車で高速を走って、空いていると15分くらい、ジェット戦闘機だと、多分5分くらいのところにあります。パトロール用の馬だと???

 戦闘機は年一回、エリザベス女王のお誕生日にお祝いとして、住んでいらっしゃるバッキングパレスからヒースロー空港近くの軍の基地まで数機飛びます。

それを知らなかった時はいきなり轟音と共に飛んでくるのを見て「ついに戦争が始まったか」と思ったほど。
翌年テレビで、女王陛下のお誕生日のセレモニーを見ていて、戦闘機が飛んだと思いきゃ5分後(カップ麺が柔らかくなる頃)庭に出てみると、頭上を飛んでいるのを見て、あ〜あ〜と胸を撫でおろしたものです。

 土曜日、わが町の市民ホールでよく結婚式が行われていて、紙吹雪舞い散る玄関から出てくる新郎新婦を見かけます。これからが問題、、式後、近くのホテルやレストランで披露パーティがあるようで、大きなリムジンカーや二頭立ての馬車がお迎えに来ます。

リムジンはいいとして、馬車が・・・馬車も土曜日のとても混雑している幹線道路を一緒にポカポカ走るのです。見物している人々はいいけれど、馬車の後ろでノロノロ運転を余儀なくされる車の方は大変です。

同じ道をたまに(数百メートルですが)おまわりさんが馬に乗ってパトロールをしていることもあります。どちらの場合もドライバーは、決してイライラしたり、怒ったりせず笑顔で後部につかなくてはなりません。
でも、後部のドライバー達が引き攣った顔をしている場合もあります。だって馬の後は馬糞だって我慢しなくてはいけないんですから!

ロンドン、春うらら、新聞に依りますと:−

 今年は異常気象で、例年に比べて一ヶ月ほど早く春がきているそう。戸惑うのは花達ばかりではなく冬眠から早く目覚めた生き物たちにも弊害が起きているそう。例えばハリネズミ”食糧危機“でうろうろしているところを数百匹保護され、ペットフードを食べさせられて太り気味だとか。。。。幸か不幸か??

川村千鶴子

2007年2月10日(土)
Jonny be good!


 2月に入ってロンドンは天気予報通り二回目の雪が降りました。


最近はいろいろな技術が進み、天気予報もかなり当たる確立が高くなりました。でも、逆に外れる楽しみ(時には
はずれ〜が嬉しい時も)は減ってしまいました。


 さて、この寒さの中ラグビーの試合6 nations(6カ国対抗試合=フランス、イタリア、イングランド、ウェールズ、
スコットランド、アイルランド)が始まりました。
 土曜、日曜の午後など、人々は家のテレビにかじりついているのか、外は静まりかえっています。


 先週のフランス対イタリア戦を観ていたら、選手入場行進の時、その選手達の後に“鎧をかぶって手に槍を持った中世の戦士たちの格好”をした人達が!えっ?セレモニーの演出の一部なのでしょうが、、、。可笑しくなってしまいました。
 
 これはもしかして“戦い”なの!?男性のメンタリティには理解しがたいものがありますが、だって、たかがスポーツじゃな〜い?とは女性の意見なのかしら〜

 今週も鼻息荒く戦うラガー達。口は裂け、頭から血が滴り落ち、2メートル近い身長、100キロを超す体重、顔も何だか原型をとどめている人は少ないような気がするし(失礼!)


 イギリス(ロンドンはイングランドですので、私はもちろんイングランドサポーターです)は、スーパーヒーロー、
  ジョニーウイルキンソン(Jonny Wilkinson)に頼るしかないのですが。。。.


 イギリスはフットボール(サッカー)不調、クリケット不調、残るはあとラグビー、これに賭けているのです。


  Jonny be good!!


  千鶴子

2007年1月11日(木)
Happy New Year!


                   Happy New Year!   2007年が始まりました

 イギリスは例年に比べて雨の多い、暖かな年明けとなりました。恒例の大きなセールが始まり、格安航空券そして
ユーロトンネルもあり大陸(欧州)からも沢山、バーゲンハントにきているようです。

 そんな中、ある夜、けたたましいヘリコプターとポリスカー(パトカー)のサイレンが鳴り、それも長い間音がしていたので、てっきりどこか銀行強盗でも入られたのかと思いきゃ、、。一夜明けてぐっすり眠ったせいか、すっかり昨夜のことなど忘れていたので、その夜のテレビのニュースを見てびっくり!

 無期懲役の強姦魔が脱走をし、まだ犯人は逃走中だという、そして逃走用に使ったバン(車)が‘‘我が町!‘‘に放置されているのだと言う。脱走は今回で3度目で犯人の兄弟二人組が覆面をし、銃をかざして刑務所のガードを脅して連れ出したというのですが、美しい兄弟愛は別なところで活用して欲しいものです!!

  ロンドンは今日も風が強く「雨が沢山降った後は強風か?」と、よろめきながら歩いているのですが、そのうえ犯人は隣の庭に潜んでいるのでは!?その建物に隠れているのでは!?と身も心も凍りつきそうになりながら暮らす日々なのです。「もう犯人はこの辺にいるわけがない」という説もあるのですが。。。 

 まだ何が起こっているのか分からなかった時にはヘリコプターからのサーチライト(ヘリコプターから地上へライトを照らして捜す)や警察のサイレンに「007のジェームスボンドが助けに来てくれないかしら」と思ったりして。。。でも待てよ、007はMI6(エムアイ6という組織のシークレットサービス)と言ってイギリスでは国外(海外)担当か〜

それにしてもダニエルクレイグ素敵でしたね〜ご覧になりましたか?

千鶴子

  
観ました!観ましたよ〜初代のショーン・コネリーから数えて6代目のジェームスボンドとなる
  ダニエル・クレイグ、ホント!かっこよかったですね〜まだの方は是非ともご覧下さいマセ!
  という訳で、ロンドンから写真が届いていないのをいいことに「007カジノロワイヤル」のパンフ
  を載せてしまいました。金髪碧眼のダニエルにちなみ文字もブルーで〜    
  topページの赤い薔薇は運命の女性ヴェスパーのイメージで                tawa

 


                                                                                photo by Kumiko
2006年12月15日(金)
Party Time


  イギリスは午後3時を過ぎる頃から暗くなり、なんだか心淋しく家路に着くことが多いのですが、さてこの時期はなんといってもクリスマス。

  我がオフイスにも12月初めに2メートルほどのクリスマスツリーが届きました。
環境問題も考慮したのですがスタッフはやはり本物の樅のクリスマスツリーがいい!と上司にお願いしました。

  樅の木は木の匂いがオフイス一面に漂ってそれはそれは素晴らしい、25日にはサンタクロースも本当にやって来そうな気がしてきます。
ツリーの飾りの色は去年は紫に銀でしたが、今年は赤に銀と白いライトにしました。でも街中は今年もやはり紫と銀色のクリスマスデコレーションが多いようです。

クリスマスツリーがお目見えしたら次はクリスマスパーティ。
今年の我がオフイスのクリスマスパーティは有名シェフがやっているレストランで、シャンパンにパーティ料理。

ドレスコード(高級なレストランのパーティでは服装がブラックタイだのカジュアルだの決められます)もあって、何を着ていくかで悩む時期でもあります。でも、男性はだいたいシックなスーツかタキシード、女性はパーテードレス(但し簡単なものです)となります。

12月、会社の裏方(総務関係)はパーティ会場の手配、各会社に送るクリスマスカードの手配やクリスマスツリーの手配などなど、と通常の業務とで疲労と二日酔いに悩まされる日々を過ごすこととなるのです。

 何がなんだかわからないけどとにかくクリスマス!と未だにクリスマスのお祝い(意味)の仕方が良く分からない日本人が、今年も訳もわからず巻き込まれていきます。

 千鶴子 


2006年9月28日(木)
秋の夜長


 9月から新学期が始まり約一ヶ月、大きめの制服に身を包んだ子供たちがやっと学校に慣れてくる頃、ロンドンの秋も本番です。この街は、だいたいが平地で、高地があっても丘程度で山の紅葉にお目にかかることはなく、もっぱら公園や隣の庭の木が紅葉していくのを楽しむに留まります。

 そして、秋はなんだか騒々しい。太目のリスがチョロチョロと人間が差し出す餌を求めて走りまわり。リスと同じくキツネも出てきて(多くは真夜中もしくは明け方)キツネの集会(見たことはないので不確か)に参加し、ついでに遠吼えをし、ぐっすり幸せに眠っている住民を起こすのです!そのうえ、それを目撃した隣の二匹のチャウチャウ犬が出てきて威嚇し始めるという、大宴会!

 明け方、今度はカラスの集団がやってきては何かしら演説していくし、よその黒猫はわざわざ我が共同の庭にやってきて、昨夜の見学の疲れか寝入ってしまう。。。。おまけにどっからか蜘蛛までやってきて我が家の電気湯沸かし器にくっついて蜘蛛の巣を作っていたらしく「あっちっち!」と逃げていきます。一体どこから家の中に入り込んだのだろう?

都会の動物達は冬眠もせず?働き蜂の人間様を横目にパーティの毎日。

「あっちへ行け!」「だまれ!」各家の窓から聞こえる人の声。「ヘイ!」おまけに真っ赤なパジャマを着たおばさんまで出てきて、何かの棒で木を叩き動物たちを追い払うという大騒動です。
 
翌日人間様は睡眠不足!「ふぁーい!」とオフイスでこっくりこっくり。「お願いだから早く冬眠なりなんなりして頂戴」と願うばかり。日の出、朝の7時近く、日没、夕方7時近くと段々日が短くなっていくヨーロッパ、、ロンドン、、我が街の秋。

今夜こそは絶対起こされませんように!千鶴子 

♪まるでディズニー映画のようですね〜ロンドンでは動物たちの冬の準備がすぐ近くで始まっているのですね♪

2006年9月5日(日)
秋の始まり、はじまり、、

 秋が始まりました。先週末、新聞のタブロイド版(ロンドン版)にしっかりとオフィシャルに「夏は終わった」と書いてありました。宣言された途端、「あら?もみじは色づいたかしら」と気になり、気が早いかとも思ったけれども、早速ロンドンを少しだけ南下して大きな町のそばにある可愛い村を訪問しました。方向音痴のドライバー(私)は高速を降りたらいつもの如くあっちこっちと道を間違えながら、やっと辿りついたと時の感激!これは方向感覚の良い人にはわからない感激度なのです。

 Comptonという村には可愛いパブがあって大盛況(注:可愛くても、混んでいてもイギリスの場合は食事が美味しいとは限らないのですが、、、)。
ご飯を食べて靴を履き替え、野山を歩きます。どんぐりを拾い、まだ色づいていないのに可愛い葉を少しだけちぎったり。イギリスには遊歩道なるものがあちらこちらにあり、安心して“山?丘?歩き“を楽しめます。

こんな小さな村にもアートギャラリー(美術館)があって、それから少し歩くと、墓地にはアールデコ朝のメモリアルチャペル(記念館)があり、1800年代に建てられた時はさぞかしかなりの前衛芸術だったのでしょうね〜この墓地はそれ全体がなんだか芸術的だなぁ〜と感嘆している間にアートギャラリーは時間がなくなり断念。。。

 そして次の目的地Shere.この村も観光客で混んでいて、パーキング場所を探していているうちにあっと!村を通り過ぎてしまって
「あららら〜」何とかぐるり周って戻って、アヒルがいる小川のせせらぎ近くにパーキング成功。ここのアヒル達も都会のとは違って見えるの、平和そうにスイスイ泳いでいるような。
ティールームも盛況(注:間違ってもこのようなところをカフェとは言ってはいけない、そしてぱさぱさのケーキをとうすいティーを出されても、その上、びっくりするほど高くても文句を言ってはいけない!)

ここでもまた散策。厚ぼったい雲を追いかけながら、木々で自然にできたトンネルをくぐり小高い丘の野原を歩きます。村を出るところに「自由にお取りください」と書かれ、道路わきに小粒のりんごが沢山箱に入って置いてありました。秋ですね。「ありがとう!」と言って二つ頂いてきました。

  ロンドンに戻ってきたら車の洪水、複雑な交標識、マクドナルドの看板(?)French Connectionのお店。
ここにも同じ秋が来るのかしら?来ているのかな?と心配になりながら家路へと急ぐのでした。
       千鶴子
   
   **上の写真、村のイン、記念館とありましたが昔は霊安室!だったそう、その内壁、緑のトンネル
   撮影 久美子


2006年7月27日(木)
ハンガリー行進曲


 ドイツのフランクフルトは本日39度になる予報だそうで「暑くてランチで外へ出るのもおっくう」と仕事仲間からメールがきました。

 イギリスも今年は連日の猛暑で木陰はともかくサウナ地下鉄、サウナバス(乗り合いバス)と化しています。通勤で外を歩くだけで小麦色の肌になり、今年は日光浴する必要がないわねと話しているほどです。

 
 7月の中旬、もと共産国でパプリカの国、ハンガリーに行ってきました。

 ひまわり畑、とうもろこし畑、灼熱の太陽(毎日30度〜35度)、冷房無し、あまり英語も通じず、ホテルにインターネットの設備は無し、クレジットカードの使用できず、接客業の方々のスマイル無し、車、電車は一昔前のとモダンな現代のものがミックスされてとても不思議な光景。古いものはビンテージというよりは博物館行きのようなのまであり、でも一生懸命走っている。

 レストランでは英語のメニューを置くところがとても少なく、なんとか頼んで、出てくるまではこれから一体何を食べることになるのだろうか?不安に思っていると、なんのただのチキンをグリルしたものだったり。

 ロンドンへ帰る間際、やっと英語のメニューが置いてあるレストランに入れた時には、これでどういうものを食べられるのか想像できて、ほ〜と安堵しました。

  西側諸国から行くと最初は不便な点ばかり目に付いてしまうのですが、いつもは何気もなく使っている物の大切さというのも十二分に思い知らされます。ホリディ中は疲れをとったり、楽しむことも大切だけど発見、学ぶということも大切だな〜と、旅はそれを教えてくれます。

 首都ブダペスト、ドナウ川を挟んでブダとペストからなる街も、もちろん良かったけど、田舎もそれはそれは味わい深かった。空気がきれいで湖の白鳥がとてものんびりと優雅に湖面を滑っていて、まるで私たちに踊りを披露してくれているかのようでした。

  川村千鶴子
   **路上音楽家の演奏曲目はハンガリー狂想曲でした。 
     撮影  久美子


photo by Kumiko
2006年6月30日(金)
夏休みの準備


 気温も上がってきて心地よい季節です。

 ロンドンでは貴重なお日様が出たら、誰もが公園に繰り出して日光浴を楽しむ季節。芝生の上で本を読んだり、ワインを片手にピクニック、隣ではサッカーをしたりと、太陽の陽射しを存分に楽しんでいます。

 みんな青ちょろい肌(白い)は恥ずかしい~と“小麦色の肌”を目指しして奮闘!
7月、8月のヨーロッパはホリディの季節(アメリカではバケーションと言いますね)、民族大移動、ホリディ先へ行っても恥ずかしくないように少し焼かなくちゃ!とホリディに先駆けて準備を怠りません。

 オフイスにくる郵便屋さんは夏休み一番乗り「明日から3週間ギリシャにホリディに行ってくるので、代わりのものがくるから宜しく!」、経理のマネージャーは「7月前半はポルトガルに2週間、8月後半はまだ決めてないけどどうしょう?」隣の彼女は「ハズバンドと北フランスへ10日間」

今年はサッカーのワールドカップもあり、ウインブルドンのテニストーナメントも始まって、学校は最終学期、ホリディも決めなくてはと皆大忙し!
なんだか混ぜご飯のような7月。

 先週末から我がフラット(日本で言うマンション)の3件共有の庭で、テントを張った者がいて、
「なんなのあれ?」「あ〜きっとお二階さん、夫婦喧嘩でもして、ご主人テント暮らしかもね」

 ロンドン、只今、夏休みの準備中。夏のヨーロッパに旅行するならば、多くのレストランが夏休みをとって閉まっていますので要注意!!海辺もその国の人達の避暑で一杯ですので要注意!!

さて、私はどうしようかな〜  千鶴子




photo by Kumiko
2006年6月1日(木)
Are you ready?

 この時期, 例年だと日に日に心地良くになる季節。ところがロンドンそしてイギリス南部の方は今まで降らなかった雨がここへ来て降り始めたのはいいが、、連日の雨。でも、降り方がパラパラと風に舞うばかりで肝心の降水量は?と人々は気を揉んでいます。

 6月はサッカーのワールドカップ、アスコット競馬、ウインブルドンテニストーナメントと目白押し。

 ご存知のように日本で言われる“イギリス”は“United Kingdom” 或いは“Britain”で、England, Wales, Scotland, Northern Irelandの国々から成り立っています。

 ロンドンはイングランドですので、街中、車にはイギリスの旗を、パブの建物にも旗をはためかせ「ワールドカップの用意万端整いました!」とでも言っているかのようです。でも、何故か他の国の旗をみかけません、ロンドンの街は何処のお店もイングランドの旗しか見かけない、売っていないみたいなのです。たとえ他の国のを持っているとしても慎重にその時期を待っているのかもしれませんね。

 同僚のピーターはドイツ人(オフイスでは彼だけ)です。昨日彼からスタッフにメールが来ました。
         
           「6月9日、ワールドカップ、ドイツ X コスタリカ戦、
            僕の家でバーベキューパーティをします。
           皆さんの家族、友達も大歓迎、一緒に応援しましょう。」
    
 応援する方もバーベキューでキックオフということなのでしょう、彼の国、開催国ですものね。
 「じゃビールでも飲みながら一緒に応援してやろうじゃないの」と仲間たちの反応。

 我がオフイスはフランス人、ポルトガル人、ブラジル人、ニュージーランド人、南アフリカの人、アイルランド人、イギリス人そして日本人と多国籍、ワールドカップの応援も火花が散りそうです。一体どういう展開になりますことやら!?ボスは「6月は仕事になるのか?」と今から頭を悩ましています。    

千鶴子


photo by Kumiko
2006年4月25日(火)
優先順位 4月のロンドン


   ロンドンもやっと暖かくなり、桜、木蓮が咲きライラックが今、蕾をつけています。4月の初めはオックスフオード対ケンブリッジ大学のボートレース(オックスフオードが勝ちました)があり、23日の日曜日はロンドンマラソンがあって、スポーツも目白押しです。川べりのパブも人々が目白押し? 
薄暗い天候にやっと別れを告げて、イギリスも徐々に気温が上がり外を歩くのが気持ちよくなりました。
芝生の上で日光浴したり、公園を散歩したり、お弁当を持ってピクニック、川べりのパブでビールを片手におしゃべりに興じる人達、皆久しぶりのお日様に「ヤアヤア!」と言っているかのようです。
 
  金曜のパブ、イギリスの金曜日は「God Thanks!  It’s a Friday」というように“あー、やれやれ金曜日”仕事も頑張ったし(上手くいったかいかないかは、この際問題としない)とにかく金曜日だ=週末!そして明日の土曜日はパーティだぜ!という感覚。スタッフは金曜日にオフイスに出てくることで“半分仕事が終わった”と自覚しており、ランチは揃ってパブでワインやビールでパブランチを不可欠とし、5時にBye!となります。

 パブでは週末はどういう予定かとか、実はこういう困ったことがあって、、とかそれぞれプライベートの話題を持ち出しながら自然に仲間意識が強まります。
何らかの理由で普段あまり話をしないAさんも先日気まずいおもいをしたBさんもパブでリラックスすると気持ちがほぐれます。ただしアルコールを飲んでも(食事時の飲み物ですので一杯が限度)酔わない、つまり仕事に影響を及ぼさない!という暗黙のルールがあってのこと。自分の生活を円滑にするよう心がけている姿勢が伺えます。

 もちろんイギリス人(社会)のこと、おしゃべりとそして沢山のユーモアも忘れません。
どういうわけか地下鉄でも電車でもどこでも携帯でおしゃべりペラペラ、、と迷惑がられているのに、なのに何故かパブではあまり携帯が登場しません。なんかヘンな気かするほど、やっぱり会って話す方が楽しいってことよね!

川村千鶴子

フレーム
photo by Kumiko
2006年3月31日(金)
ある午後の風景


経済都市にはいろいろな人が集まるものです。ヨーロッパの国々もEU加盟国が増えて、ますます人種のるつぼと化しています。
ロンドンの住宅街も隣はインド人家族、はす向かいはポーランド人、オーストラリア人の若者もいるし、オランダ人もいるというのも珍しくありません。

つい先日隣町へ家具を見に行った帰り近道をし、小路に入ったら「うーん、何かお香の臭いがする」近くの建物の古いレンガの隙間にお店の人がお香を立てたのでしょう、もやもやの煙り不思議な匂いがその界隈に漂っていました。

春の花々を店先に並べている花屋さんの向かいはイタリアンアイスクリーム屋さん。女性が列を作って待っています。なるほどアイスクリームを売っているのはとてもハンサムなイタリア人の若者です。
最近オープンしたフランスパン屋さん。ここもお店の人は全員フランス人、すごいフランス語訛りの英語での応対ですが、なんだか心地よくパンやケーキが買える。
以前はこんなふうに実際にその国の人が自国のレシピで作っているお店は少なかったのです。

公園ではいろいろな肌の色した男の子達が、サッカーの試合に興じていて、足がとても速い黒人の男の子が点を入れ歓声が上がっていました。

ここでは自分は何人かというより、風景に溶け込んだ一部、一市民。ロンドンには自分が外国人だと感じさせないおおらかな何かがあるように感じます。異文化、言葉に戸惑いながらも生活を共にしている人達が沢山います。

私のドライビングインストラクターが「生徒の中にイエスとノーしか話せない人がいたけど試験にちゃんとパスをした。だからみんな、英語ができないって心配をし過ぎないように」と話していました。

今日もグレーの空、水不足で節水をするようにとお達しがありました。濃い色の車は元の色が分からないほど汚くなってきて、車の落書きに「Wash me」私(車)を洗って!というのを見かけましたけど。。。

千鶴子


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2006年2月28日(火)
2月最大のイベント


2月の最大の行事と言えば既に終わりましたが、“ヴァレンタイン デイ”です。

あまり関係ない人もいますが、関係ある人は「この日こそ!」「この日に賭ける」と鼻息の荒い、、いえいえとても大切な日であったと思います。イギリスではチョコレートの贈り物もしますが、とにかくメッセージを書いたカードと“真っ赤なバラ”を大体は男性から女性に送ります。その日は朝から真紅の薔薇が出揃い、オフイスで貰う人、宅急便で箱に入ったのを貰う人いろいろです。

その日の夕方、世の中こんなに男性がいたのかと思うほど、男たちがそれぞれ妻や恋人のもとへと家路に急ぐのでした。たまにはこんなことがあってもいいものです。しかし、その日を境に真っ赤な薔薇がお店から消えてしまいました。あるのはそれ以外の薔薇、チューリップや水仙フリージアが店頭彩っています。次に赤い薔薇が現れるのは、外がぽかぽかしてくるころかしら?

それにしても、最高気温5度、家の壊れたガスセントラルヒーティング、何時修理してくれるのかしら?(ガス器具の修理人も多忙を極める冬)湯たんぽを抱きつつヤカンと友達になりながら、越冬している我が家です。

 ロンドン、モグラさんもそろそろお目覚めかもしれません。 川村千鶴子



photo by Kumiko 
2006年1月17日(火)
2006年の幕開け


ここロンドンは日本からだと飛行機直行便で約12時間、ハワイへ行くのにもうちょっと足すとロンドン、昔と比べるととっても近くなりました。ただ時差が現在9時間と日本で「おはよう」と言っている時間、我々は「フー眠たい、ではおやすみなさい」というベッドに潜り込む頃合なのです。やはり遠いですか?

さて、一年での最大のイヴェントであるクリスマスが終わったら、人々は休み中の食べすぎ、飲みすぎ、お金の使いすぎで、表情は虚ろです。残るは、後に来るびっくりするようなクレジットカードの請求書、洋服はきつくなってぴんぴん。新聞では毎日ダイエット食と運動の特集が組まれています。
 
一月になって、「サー、休みは終わったことだし仕事を頑張ろう」などと気持ちを新たに、前向きになっていると電車と地下鉄の運賃が例年になく上がり、駅の窓口では驚きで、それぞれ「なに!?」だの「今、いくらと言った?」やら、罵声も混じって荒々しいスタートとなりました。やっと定期を手に入れ、、そして一週間後、地下鉄の24時間ストライキが始まり市民にとっては踏んだり蹴ったり。我慢強いと言われるロンドンっ子ですが。。。ロンドンの市長は誰だっけ?次期選挙絶対投票せず。この恨みは忘れないぞ!そう心に決め、グレイの空に誓うのでした。

「お日様、いつ出たっけね?」思い出せないほど、遠い昔のような気がします。
それではまた。 千鶴子